インターネットで販売させていただいているのと同時に、池田酒店は実店舗がある。ネットでの配送はもちろん、配達もほとんど私一人で行っている。飛騨高山という観光地であることから、旅館がとても多く、お客様からの依頼で届けることもよくある話ではある。宿泊されるお客様とは違い、届ける場合にはいわゆる「通用門」というところから出入りして品物をお届けすることがほとんどだ。これが当然であり、そうしているわけではあるが、なぜかもてなすという意味で、旅館には表と裏がある・・・と感じざるを得ない部分がある。酒屋というのはどうも下に見られがちな職業でもあるから、それを差し引いても、本当のもてなしとは・・・・これいかに。
お客様は、旅館の表部分をみ、きれいな部屋に通されて存分のおもてなしを受け、十分にくつろぐ・・・・
ここまではいいのだが、私としては、裏の部分を見ているだけに、お客様が満足されて帰っていかれるのを見ると、なんだかさびしく思えてしまうことがある。
私の場合で当てはめてみれば、お客様同士での区別があってはいけないだろうし、問屋さんなどの出入り業者の方とも、裏表なくもてなししなくてはいけない、そう思う。人の振りして吾が振り直せ・・・ではないが、人をもてなす、非常に難しいことと捉えず、できることからこつこつとやっていきたいものである。
できて当たり前プラスアルファーの、αの部分、これがおもてなしに繋がるのではないのかなと思う。 |